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サムスン、3つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」発表。「Huawei Mate XT」と差別化ポイントは?

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12月2日、サムスンは同社初の3つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」を発表した。

先月から一部のインフルエンサー向けに公開されていたものの、すべての詳細スペックが発表されるのは初めて。

ひと足早くリリースされた「Huawei Mate XT」を検討するも、グーグルが使えずに躊躇していた方も多いはず。では「Galaxy Z TriFold」は本当に買いなのか?

現時点の公開情報をもとにファーウェイとの差別化ポイントを解説したい。

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「Samsung Dex」の単体利用

「Galaxy Z TriFold」はSnapdragon 8 Elite for Galaxy、ROM 1TB、RAM 16GB搭載のハイエンドで10インチ有機ELディスプレイ(2160×1584)を採用する。

2億画素(メイン)+ 1000万画素(望遠)+ 1200万画素(超広角)3眼カメラ、1000万画素インカメラ(メイン画面・サブ画面)、120Hzリフレッシュレート、ワイヤレス充電、指紋認証センサー、顔認証、IP48防水、Wi-Fi7、5,600mAhバッテリー、Android16等に対応。

ネットワークはnano SIM×2 + eSIM構成でカラバリは「Crafted Black」一色。お馴染みの「Galaxy AI」を活用した生産性の高い作業が期待できる。

最薄部3.9mm、重量309gのボディは「Huawei Mate XT」とほぼ同水準だが、大きく異なる点はディスプレイを内側に折り曲げること。

折り畳み時は6.5インチ(Full HD+)の大きさで、この状態でも120Hzリフレッシュレートを維持。「Huawei Mate XT」の90Hzよりも滑らかな動きが期待できそうだ。

さらに目玉とも言えるのが「Samsung Dex」機能の単体利用である。デスクトップモードとして親しまれる機能だが、スマホで使うには外部ディスプレイやARグラスが必須だった。

マウスとキーボードを持ち歩けばパソコンさながらの作業も可能。この点も「Huawei Mate XT」にはない差別化要素となるだろう。

さらに「Galaxy Z Fold」シリーズは画面の3分割(マルチウィンドウ)に対応。10インチの大きなアプリサイズなら生産性の向上も期待できるだろう。

画像は「Galaxy Z Fold7」の3分割

一方で「Huawei Mate XT」は現時点で2画面しか対応していない。やはり10インチをフル活用する視点では「Galaxy Z TriFold」に軍配が上がりそうである。

デメリット

もちろんデメリットも挙げられる。画面を内側に折り畳むということは「Huawei Mate XT」のように2画面スマホとして利用できない。程よい大きさを選択できないのは惜しい点である。

2画面スマホとして使う「Huawei Mate XT」

また現時点ではNFCに関する情報がどこにもないこと。仮に非搭載ならタッチ決済ができず、スマホとしての利用に物足りなさを感じるだろう。

そしてこの時期のGalaxy新製品はチップセットが周回遅れになりがちであること。致し方ないことではあるが、メリットとデメリットをしっかり把握した上で購入を検討したい。

「Galaxy Z TriFold」はまず韓国で12月12日発売予定で、価格は359万4,000ウォン(約38万円)。2026年にU.A.E、台湾、シンガポール等でも発売が予定されている。

リンク:サムスン

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