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「nubia Fold」の完成度が高すぎて「Galaxy Z Fold7」キラーな件【レビュー】

レビュー

(本ページはプロモーションを含みます)

ワイモバイルの「nubia Fold」をしばらく使い込んでみたが、抜け目のなさすぎる完成度に驚きを隠せない。

もちろん「Galaxy Z Fold7」より約8万円も安いため、他社周波数のカバーや防水・防塵の甘さは多めに見る必要があるだろう。

今回は「Galaxy Z Fold7」と比較しながら驚くべき完成度をレビューしたい。総合力の「Galaxy」をとるか、コスパの「nubia」をとるか参考になればと思う。

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「Galaxy Z Fold7」に遜色ない使い心地

まずは簡単にスペックを整理しよう。「nubia Fold」はSnapdragon 8 Elite、ROM 256GB、RAM 12GB搭載のハイエンドで、メイン:8インチ、サブ:6.5インチ有機ELディスプレイを採用する。

Wi-Fi7、Felica(おサイフケータイ)、120Hzリフレッシュレート(メイン・サブ)、6,560mAhバッテリー、指紋認証センサー・顔認証、Android15等に対応。

6.5インチのサブ画面は「Galaxy Z Fold7」と大差なく、普通のスマートフォンとして扱いやすいサイズ感。

流石に「Snapdragon 8 Elite」だけあって操作性はヌルヌル、サクサク。Antutuベンチマークは307万スコアを記録し「Galaxy Z Fold7」に大きく差をつけた。

家電量販店の展示機でOSが不安定という報告もあったが、店頭デモモードが悪さを可能性もありそう。Galaxyとの違いは慣れが必要だが、UIが未発達で使いにくいという話でもない。

閉じた状態でもアプリを上下に分割可能。丸みを帯びた側面のおかげで本体は開きやすく、画面分割時のアプリサイズも見やすい印象である。

最初のレビューでも書いたが文字の読みやすさがありがたい。フォントは人によって好みが分かれるものの、iPhoneユーザーでも受け入れやすいと思われる。

隙間なくピッタリ閉まる設計も間違いなく使いやすさに影響している。画面を分割をすると実用的なサイズのアプリが並ぶのは壮観だ。

(2画面+ポップアップまで可能。3分割は不可)

スピーカーは文句ないステレオ音質。PCモードをオンにすれば半分をスタンドにしてYoutube動画を流すといった使い方に重宝するだろう。

さらにバッテリー持ちも最強だ。やけに減りが遅いと思ったら「Galaxy Z Fold7」より2,160mAhも大容量。34gの差がバッテリーに由来するとしたら、この重さも許容できるはず。

ちなみにスペックの似ている2機種だが、異なる違いは以下の通り。

完全に劣っているわけではなく、超広角レンズやインカメラの画素数、バッテリー充電速度といった一部スペックが健闘。

これで回線セット一括15万円台はバグっていると言わざるを得ない。

カメラ性能:普通

カメラに関しては十分ではあるものの、ズーム性能が弱いため遠くの撮影には向かない印象だ。いくつか作例をアップしたい。

iPhone、Galaxy、Pixelのように光量が調整されにくく、ディスプレイをタップしながら自然な明るさを探りながら撮影した。

お決まりのシャッター音は強烈。せめてもう少し静かにしてほしい。。

デメリットは「Galaxy Z Fold7」との差異

ここまで書くと「Galaxy Z Fold7」が割高にみえるが、やはり8万円の価格差だけあって様々な違いがある。まずソフトウェア面ではデスクトップモードに非対応。

ARグラスを挿せば外出先でもPC環境を再現できるのだが「Samsung Dex」のような機能が備わっていない。テレビの大画面に映して写真や動画を楽しむといった使い方が現実的になりそうだ。

またワイヤレス充電、本格的な防水・防塵、ドコモ、au、楽天モバイルのプラチナバンドに非対応など細部のスペックも見劣りする。

さらに「Galaxy Z Fold7」がフォントサイズを細かく調整できる一方、「nubia Fold」はフォント調整が3段階に止まるなど、UIの成熟度でもサムスンに軍配があがる印象だ。

現状はベンチマークの低いGalaxyの方が総合力では優っているが、今後のアップデート次第ではUIの差も縮まるかもしれない。

総評:待ち望まれた第三の選択肢

ここまで「nubia Fold」のスペックを中心に見てきたが、注目すべきは「Galaxy」と「Pixel」以外に第3の横折りフォルダブルが生まれたことではないだろうか。

Pixel 9 Pro Fold

フォルダブルは各メーカーのフラッグシップ機になりやすく、プレミアム仕様のスペックゆえに本体価格25万円を超えてくることが多い。

nubia Fold」もほぼプレミアム仕様だが、先行する2社に十分差別化できる価格帯。この価格差を維持できるなら、新しいフォルダブルの選択肢として盛り上がるのではないだろうか。

ワイモバイル版は事前応募のPayPay抽選に当たれば45,000円分(外れても5,000円分)戻ってくるため、当たったら購入するという選択肢も良さそうだ。

リンク:nubia Fold

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