スポンサーリンク

望遠8倍相当ズームが綺麗すぎ。「iPhone 17 Pro Max」は旅行者向けスマホだった【レビュー】

レビュー

まずいことをした。「iPhone 17 Pro」と「iPhone Air」を買ったにも関わらず、勢い余って「iPhone 17 Pro Max」までポチってしまった。

購入に至ったのは「iPhone Air」の大画面とヌルヌルの操作性に惚れたこと。また「iPhone 17 Pro」のカメラ画質に大きな進歩を感じたこと。

この2つの要素を備えた「iPhone 17 Pro Max」は最高の体験を得られるのではないか。そんな期待を胸に買ってみたところ予感は的中。実際に使い込むと「旅行者が求める最高の環境かもしれない」という感想に行き着いた。

今回はカメラの作例を中心にメリット・デメリットをシェアしたい。

スポンサーリンク

文句なしの最高スペック

本題に入る前に基本スペックを整理しよう。「iPhone 17 Pro Max」は「A19 Pro」チップ、ROM 256/512/1TB/2TB、RAM 12GB搭載のハイエンドで、6.9インチ有機ELディスプレイを採用する。

4800万(メイン)+ 4,800万(広角)+ 4,800万画素(望遠)3眼カメラ、1800万画素インカメラ、Wi-Fi7、防水・防塵、Face ID、Felica、カメラコントロールキー、ワイヤレス充電、120Hzリフレッシュレート、iOS26等に対応。

長らく1200万画素だった望遠レンズが今作で4800万画素に底上げ、最大5倍の望遠ズームは8倍相当にアップデートされた。

インカメラの進化も著しい。画素数は1200万→1800万に改善され、新しく超手ブレ補正、センターフレーム、ビデオ通話のセンターフレーム、デュアルキャプチャにも対応。

他にも屋外のピーク輝度3,000(前作から1,000アップ)、バッテリー容量が「iPhone 16 Pro Max」比較で最大6時間向上、20分で50%充電など細かいアップデートが随所に施されている。

現在「iPhone 16 Pro Max」を使っている方は急いで乗り換える必要はないだろう。

しかしカメラ、電源・ディスプレイ周りのアップデートを考慮すれば「iPhone 15 Pro Max」以前からの買い替え、またはProモデルから乗り換える価値は十分にありそうだ。

メリット①:過去最高のカメラ体験

それでは実際のカメラ性能を見ていこう。幾つか作例をご覧いただきたい。

風景や物撮りは立体感ある仕上がりで、見たままを美しく再現している印象。(治安の悪さ、寒さ、雨続きなどでまともな夜景撮影ができなかったのが心残り)

そして特筆すべきが光学8倍相当ズームの実用性だ。観光地では遠く離れた被写体もハッキリと輪郭を捉えることができる。

例:1倍(あいにくの逆光)

8倍ズーム

15倍ズーム

30倍ズーム

より綺麗に見えるのは望遠レンズの画質向上(1200→4800万画素)によるものだろう。粗くなりがちのデジタルズームも10倍前後なら光学ズーム相当の品質を実現できたわけだ。

最初は評判がイマイチだった「カメラコントロールキー」もアップデートで2段階シャッターに対応。カメラ起動・ズーム調整に加え、半押しAF → シャッター押下できる便利仕様になった。

そしてダメ押しが「デュアルカメラ」である。今作では自撮りしながら風景を動画に収めたり、インターネット配信する楽しさも追加。

ここまでの実用性を兼ね備えたiPhoneは歴代モデルと一線を画しており、今までAndroidにカメラを任せていた方も1台持ちに切り替えできるのではないだろうか。

メリット②:過酷環境でのバッテリー持続時間

旅行者にお勧めしたい理由、もう一つは抜群のバッテリー持ちである。信じ難いかもしれないが、イギリス・ロンドンはネットワーク後進国。携帯電話の圏外は当たり前で、令和の時代にもかかわらず頻繁に2G/3Gに落ちてしまう。(イギリスは令和関係ないか🤔)

2枚のSIMを使い分けても両方圏外の地下鉄

それ故ロンドン観光はバッテリー消耗が激しく、過去の滞在ではどうやっても1日持たない経験があった。そこで試されたのが「iPhone 17 Pro Max」である。朝100%の状態で持ち歩いたところ1日を終えてバッテリー残量19%を記録。

モバイルバッテリーなしで観光できる日が来るとは思っておらず、この点も大きな満足度に繋がった。

実際カタログ値でも「iPhone15 Pro Max」比較でビデオ再生時間が10時間伸びており、電源が確保しにくい日帰り旅行でも重宝するだろう。

バッテリー容量は当然「iPhone17」シリーズでも群を抜いており「iPhone Air」との比較では最大12時間も違ってくる。

ここまでバッテリー容量が異なると、やはり旅行やカメラ撮影を重視する人はMaxを選択するのもありではないだろうか。

何より目に入ってくる情報量が「iPhone 17 Pro」と全然違う。地図アプリしかり動画・ゲームコンテンツなど圧倒的な迫力に満足できるはずだ。

デメリット:重い・デカい

もちろん、良いことばかりではない。チタニウム素材からアルミニウム素材への変更で重くなり、電話がかかってくると本体を持っている手が明らかに負担を感じる。

最近は「AirPods」を装着して通話することもあるが、外している時にいきなり電話がかかってくると重さを感じるまま通話を続けることになる。

また布団の中で操作する際、寝ながらの状態では「iPhone 17 Pro」に比べて文字入力に苦労する。

筆者は「寝る前くらいスマホを触らないでおこう」とポジティブな気持ちに切り替えているが、「寝る前のスマホこそ至福の時」と考える人は「iPhone 17 Pro」を選んだ方が幸せかもしれない。

また別記事にまとめたが、オレンジに関してはケース選びに苦戦することも難点だろうか。

総評:iPhoneに死角が無くなった

スマートフォンの歴史を辿っていくと、常にAndroidが機能面で先をいっていた。Felica、ワイヤレス充電、防水・防塵、3眼カメラ、IMEアプリの選択等、何を取ってもAndroidは最先端でiPhoneが数年かけて追いかけてくる。

近年では大差が無くなっていたものの、iPhoneに最後まで残された課題がカメラ画質だったように思う。

現在は「Galaxy Z Fold7」と2台持ち。(え、じゃあこれ何で撮影しているの!?)

個人的に最後まで埋まらなかった差がカメラ性能だ。「iPhone 17 Pro Max」はこのもどかしさにメスが入り、ついに本当の意味でプロレベルに達したと言える。

無論、細かいことを言えばAndroidにはフォルダブルが揃っているとか、充電速度がもっと早いなど進んでいる点はまだあるだろう。しかしスマホの本質的な点ではついに文句の付けようがないレベルまで来ているはずだ。

Xをフォローする!@skyblue_1985jp

コメント

タイトルとURLをコピーしました