10年ぶりにMacBook Airを購入した。3月にリリースされたM3チップ、SSD 256GB、メモリ16GB搭載モデルで19万4,800円。
メモリ増量はカスタマイズ扱いのため、通常はアップルストアにも在庫がないのだが、特別に販売しているのがソフマップ。
希望するシルバーがあったので持ち帰ることができた。これから末長く使っていこうと思うのだが、購入までかなり迷っていた。
というのも、M3搭載の新型登場によりM2が値下がりしたのである。
しかもPCの筐体はそのままで、通常利用ではM2とM3のベンチマークに大差がない。ならば16,000円安い方がいいと思うだろう。
しかし納得がいくまで調べた結果、M3に軍配が上がったのでシェアしたい。
グラフィックではM3が有利
敢えてM3を選んだ理由、ひとつ目はグラフィック処理能力でM2より優れている点だ。
ブラウザを使った調べもの、文章作成、表計算といった作業ではM2とM3でほぼ大差がない。だから軽い用途の方であればM2を選べばOK。
しかしゲームや動画編集になるとベンチマークスコアで顕著な差が出ており、グラフィックを扱う作業をする人はM3を選ぶべき理由が出てくる。
また、もし今後MacOSに最適化されたゲームが増える可能性もゼロではないだろう。そうした場合、グラフィック性能の高さはやはり魅力的だ。
今は使わなくても将来、動画編集を始めるかもしれない。M3であれば保険として将来の予想外に備えることができるのだ。
OSアップデート期間が長い
M3を選んだ理由、もう一つが「OSアップデート期間が長い」という点。多くの場合、MacOSはアップデートが5〜6年間受けられる。
2022年発売のM2は今年を含めてあと3回は残されているだろう。一方、新発売のM3はまだ5回フルに残した状態である。
経年劣化を考慮しなければ、最新のソフトウェアをM2よりも2年長く利用できるだろう。
もし途中でPCを買い替えたくなった場合でも、OSアップデート期間の長いM3の方が中古市場での需要が高く、買取価格で有利にになりやすいのだ。
6GHz Wi-Fiに対応している
そしてM3を選んだ3つ目の理由がWi-Fi 6e規格に対応していること。
Wi-Fi 6eとは従来の2.4GHz、5GHzに加えて6GHz帯域のネットワークに対応した無線規格で、より高速なデータ通信を実現する。
現時点ではあまり普及していないのだが、5Gが本格普及すれば対応ルーターも増えるかもしれない。
重いコンテンツのダウンロードが捗れば作業効率も違ってくるだろう。このように、細かい点を比較するとM2とM3には結構差があることがわかってくる。
さらに外部接続できるディスプレイはM2が1台なのに対してM3は2台など、細かいところで仕様が異なっている。
これで5万円以上違えば話は別だが、15,000〜16,000円の差で買えるのだから、余裕があれば是非M3をおすすめしたい。
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