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とてもお恥ずかしい話なのだが、筆者はモバイルバッテリーをどうしても活用できない悩みがあった。スマホやタブレットの充電を優先して後回しになりがち。
外出時にはバッテリー切れのまま転がっており、必要なときに限って忘れてしまう。これは筆者のズボラすぎる性格のせいであり、全くモバイルバッテリーのせいではない。しかし、同じ悩みを持つ方はいないだろうか。
今回はそんな人でも使いこなせる「Anker Prime Power Bank 9,600mAh, 65W, Fusion」をご紹介したい。恐らくこの10年でもっとも感動した商品の一つだ。
ACアダプタ不要で充電できる
まずは基本情報を見ていこう。「Anker Prime Power Bank 9,600mAh, 65W, Fusion」(本体価格14,990円)はコンパクト設計のモバイルバッテリーで、高いデザイン性とディスプレイを備えている。

飛行機への機内持ち込みはもちろん、ズボンやジャケットのポケットにもスッポリ収納可能。本体側面には最大65W出力のUSB Type-Cポート×2個とディスプレイ操作ボタンがあるだけ。

一見ごく普通の製品なのだが、注目すべきはACプラグを内蔵している点。コンセントが空いていればバッテリー単体でフル充電できる。

実はここがとても重要。通常、モバイルバッテリーの充電は別途ACアダプタとUSBケーブルも必要で、筆者のようなズボラな人はこの点がネックになりやすい。充電するのに3点揃えるのはスマホだけで精一杯なのだ。

しかし挿すだけなら話は別。別途スマホを充電しながら、空いたコンセントに「Anker Prime Power Bank 9,600mAh, 65W, Fusion」を挿しておけばOK。

コンセントに挿したままケーブルに接続するとバッテリー本体とスマホの同時充電も可能。パススルー機能に対応しているから、完全なACアダプターとして機能させることもできる。バッテリー劣化を防ぐための設計が見事。
おかげで10年以上の悩みも解決され、今では必ず持ち歩くようになった。
MacBook Airも充電できる
さて、この製品が神がかっている理由、もうひとつは65W高出力であること。MacBook Air等のノートPCを給電できるため、カフェで作業するときにコンセント席を探す必要がなくなった。

もちろん容量9,600mAhではフル充電できない。(例:M3 MacBook Air 残量10%で充電スタートすると47%前後まで充電できた)
しかし50%前後あればコンセントのないカフェでも1時間は作業できるし、USB PD対応機器が増えた昨今では65W出力が何かと重宝するだろう。

この手の製品は30W出力までは対応するものの、ACプラグ内蔵かつ65W給電できるものは中々ない。その点で「Anker Prime Power Bank 9,600mAh, 65W, Fusion」は頭ひとつ抜きん出ており、安心してお勧めできる製品だ。
デメリット
デメリットにも触れておきたい。まず感じたのは重量308gが若干重いこと。従来の65W出力バッテリーと比較して60%小型と言われており、これ以上の改善はなかなか難しいのかもしれない。
もう一つは大型デバイスの充電が少し物足りないこと。先述の通り「MacBook Air」も一回ではフル充電できない。12,000mAh位あればもう少し印象が違ってきたかもしれない。

現状、使っていて感じたデメリットはそれくらいだ。おすすめの購入先は直接値引きと大量ポイント還元の狙えるAmazon、楽天、Yahooのいずれか。家電量販店では値引きされにくく、ポイント還元率も1%なので参考になれば幸いだ。

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