ソフトバンク、「Galaxy S25」販売でキャッシュバックの抜け穴を見つけたか？

ちょっと興味深いことがあったのでシェアしたい。スマホの大幅値引きやキャッシュバックが難しくなった今、ソフトバンクがとても興味深い動きを見せている。

それが応募者全員に当選するPayPayポイントで、機種によって5,000円〜35,000円分戻ってくるなど決して馬鹿にできない金額が設定されている。

ただし既存のキャンペーンでは応募時に電話番号を入力する必要があり、基本的に1人1回の原則があった。これでは外れた人が購入を見送りやすく、いまいち訴求するのが難しい。

かといって全員に満額当選されば歴としたキャッシュバックとなり、総務省に問題視される可能性が浮上してしまう。しかし本日発売の「Galaxy S25」「S25 Ultra」はこの穴をつくかのような応募形式になっているのだ。

当選するまで何回も挑戦できる？

というのも、サムスンのキャンペーンサイトを見ると既存機種のように電話番号の入力が求められず、事前にメールアドレスの入力だけ求められる仕組みになっている。

電話番号は簡単に変更できないものの、メールアドレスは複数持っている人もいたり、簡単に変更することができてしまう。つまり外れても満額が当選するまで挑戦することができてしまうのだ。

これはあくまでも筆者の推測であり、もしかしたら偶然の出来事かもしれない。しかし家電量販店やキャリアショップによる独自の施策が難しくなった今、キャリアがオンラインにも適用できる施策に注力しているのは間違いない。

ドコモならdポイント、auならpontaポイント等、今年の通信キャリアの販売方法に注目していきたい。