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実質的な4年縛りの強化?「SoftBank Air」の値上げに注意【解説】

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ソフトバンクは7月15日から家庭向けWi-Fiルーター「SoftBank Air」の本体価格値上げを発表した。

値上げ額は23,760円で、契約期間中に48回受けられる「月々割」も495円アップ。これにより4年間使うことで本体価格の値上げ分(23,760円分)をすべて相殺可能。ぱっと見では顧客の負担金額が1円も増えないことになる。

ソフトバンクやワイモバイル回線も最大1,650円割引されるから、通信環境に満足できるなら決して悪くないだろう。

しかし本件の本質は本体価格の値上げではない。引っ越しや結婚などで生活環境が変わると、一転して悲惨なことになりかねないのだ。

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残債が違約金のように降り注ぐ

例えば一人暮らしで「SoftBank Air」を契約した男性が、1年後に転勤で引っ越した場合。新しいマンションはオール電化で光回線(下り1Gbps)完備。通信費が家賃に含まれており「SoftBank Air」が不要になったとしよう。

ここで厄介になるのがルーターの残債71,280円(月額1,980円 × 36ヶ月分)だ。高額にも関わらず解約後の使い道が乏しく、ヤフオクの落札相場は500〜1,000円程度。

ここで解約すると価値のないものに永遠とお金を払う悲しい末路が待っている。仕方なく使い続けるにしても月額5,368円(24ヶ月目まで4,950円)の通信料金が発生するため、どちらを選んでも高くつくことになるのだ。

家庭用Wi-Fiルーターは工事不要ですぐ使えること、スマホ料金が最大1,650円割引されるメリットがあるものの、途中で不要になるととにかく厄介。選択肢の一つとして検討している方は十分に注意したい。

どうしても選ぶならドコモ一括10円一択

ただし大手キャリアの中でちょっと例外的なものがある。週末の家電量販店に足を運ぶと、折りに触れてドコモ「home 5G HR02」一括10円キャンペーンが開催されている。

本体がタダ同然になることで得られるメリットが2つ。

・不要になっても残債を気にせず解約できる

・本来のルーター割引代金、月々サポート(1,585円)が通信料金から割引される

小容量プラン「ドコモmini」との相性もよく、新しいスマホを破格ゲットしながら携帯電話+準固定回線をお得に維持することができる。

しかも「HR02」は楽天モバイルSIMと相性が抜群。「SoftBank Air」とは違って市場価値が高く、不要になったら5,000円で売却できる可能性が高い。

このように家庭向けWi-Fiルーターは本体代金の負担有無で利用価値や自由度が大きく変化する。中には高額キャッシュバック案件もあるだろう。しかしルーターが不要になると本体代金の負担が足枷となりお得度が完全に相殺されてしまうので十分に注意したい。

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