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通信キャリアの「iPhone16」は何故アップル価格より数万円高いのか【考察】

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当ブログでは、過去に通信キャリアの「iPhone」が高すぎるという話をしてきた。

例えば発売当初の「iPhone16」価格は次のとおりで、各モデルともアップル公式価格と2万円以上の開きがある。

上位モデルほど価格差が大きくなるため、Amazon、家電量販店、アップルストア等、直販価格の利用を推奨してきたのだが、そもそも何故ここまで高くなるのだろうか。

あくまで筆者の考察になるのだが、今回は通信キャリアのiPhoneを深掘りしたい。本記事を読むことで分割払いとの向き合い方が見えてくる。

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15〜17%前後の金利手数料が含まれている

結論から書くと、通信キャリアの「iPhone」は分割金利手数料が上乗せされている。もちろん表向きは0%だが、そうでなければ本体価格の説明がつかない。

日本クレジット協会のWebサイトから「iPhone 16」をシュミレーションしてみよう。SIMフリー版128GB 12万4,800円を年利15%で24分割すると・・・

手数料は20,429円、総額14万5,229円となった。3キャリアの価格帯に収まっており、楽天モバイルだけ12%程度になっている。

  • ドコモ:145,200円
  • au:146,000円
  • ソフトバンク:145,440円
  • 楽天:141,700円
  • SIMフリー:124,800円

もう一つ「iPhone 16 Pro 128GB」15万9,800円をみてみよう。SIMフリー版を金利17%で24分割すると・・・

手数料29,818円、総額18万9,618円となった。やはり3キャリアの価格帯に収まっており、同じく楽天モバイルだけが数%安いことになる。

  • ドコモ:192,830円
  • au:188,600円
  • ソフトバンク:188,640円
  • 楽天:181,800円
  • SIMフリー:159,800円

機種によって程度の差こそあるが、24回払いを前提とした15%以上の分割金利手数料が含まれると解釈すれば、通信キャリアのiPhoneが割高である理由が見えてくる。

アップル価格との乖離が著しいのは、円安を背景に本体価格が上昇し続けた結果だろう。高額になるほどユーザー負担は増えることになる。

絶対に損する訳ではない

ただし、この解釈はあくまでも24回払いで考えた場合であり、36回・48回払いでも手数料の総額は変わらないことに留意したい。つまり2年置きの買い替えではなく、4年置きに買い換える場合は実質金利が大きく下がるのだ。

例えばau「iPhone 16 128GB」を例に見てみよう。本体価格14万6,000円は24回払いでも48回払いでも変わらない。

この場合、24回払いなら手数料は約15.5%だが、48回払いなら実質手数料は約8%まで下がる。決して高くない金利であるため、壊れるまで買い替えなければ合理的とも言えるのだ。

分割払いでお得な買い方

というわけで、一番賢いのは言うまでもなくアップル直販価格で一括購入すること。分割したい場合はアップル直販価格で金利0%のローンを利用することだろう。

直近ではMacBook等を含むアップル製品が金利0%になる「Orico Pay Balance」が発表されており、1%のポイントまで獲得できる。

リンク:Orico Pay Balance

もしくは分割後払いサービスの「ペイディ」にApple専用プランも注目だ。最大36回払いまで0%金利に対応しており、アップル公式サイトから買い物できる。

2年毎に買い換える方はこれを活用した分割方法がお得になりそうだ。もしくは2年間24円で使える返却プログラムを活用してもいいだろう。

しかし昨今のiPhoneは製品寿命が大幅に伸びており、バッテリーを交換すれば5年以上あたりまえに利用できる。壊れるまでずっと使う人であれば、48分割しても悪くないのかもしれない。

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