(本ページはプロモーションを含みます)
またまた「eSIM」の落とし穴に直面してしまった。先日ワイモバイルの「nubia Fold」を購入した際、筆者はノリで「eSIM」を選択していた。

というのも基本的にどのキャリアも再発行は手数料無料。ここ数年、楽天モバイルで「eSIM」の利便性に慣れたこと、「iPhone 17」シリーズで物理SIMが使えない等、時代の変化に合わせて価値観をアップデートさせたつもりでいた。
そして早速、他の機種にSIMを入れ替えようと思ったら横転。ワイモバイルの「eSIM」再インストールには「機種変更」と「再発行」という2つの概念が存在するのだ。
「再発行」自体は無料だが・・・
ここでいう「再発行」とは購入した機種に「eSIM」を再度インストールさせること。これ自体は手数料が無料であり、オンラインで気軽に手続きができる。

ところが購入した機種とは別のスマホに入れ替える場合、「機種変更」という扱いになってオンラインでは取り扱いできない。店舗対応で4,950円の事務手数料が発生してしまうのだ。
もちろん1台しかスマホを持たない人が多いから、普通に暮らしていれば困らないだろう。しかし次のスマホは白ロムを検討している人も「eSIM」の入れ替えはショップ対応が必要。いずれにしても4,950円から逃れることはできない。
今年は事務手数料の値上げがあった影響で、より利用者の負担が増えることになる。ただでさえ初心者に向かないと言われる「eSIM」の魅力が余計に削がれてしまいそうだ。
「機種変更」は自己申告?
結局どうしたのかと言うと、拍子抜けするように「無料」で移行することができた。まず「My Y!mobile」にログインして「契約確認変更」から「eSIM設定」に進む。

「eSIM再発行手続き」に飛んだら「申込する」ボタンをタップ。その後QRコードプロファイルが表示されるため、乗り換え先のデバイスでプロファイルを読み込んでインストールする。

「iPhone17 Pro Max」のカメラで読み込んでインストールすると・・・・

無事に何事もなく動作するところまで完了。追加料金は発生していないはず。4,950円取られるかと思ったから本当にヒヤッとした。
それにしてもこの「機種変更」にはどういった意味があるのだろうか。「QRコードを扱う作業は上級者向けだから、失敗しても責任を取ることはできない。あくまでも店舗に寄ってスタッフの指示のもと確実にインストールしましょう」という方針なのだろうか。
公式のやり方ではないためお勧めはしないが、仕組みとしては楽天モバイルのように制限なく簡単にできる印象。もちろん運用方法が見直される可能性もあるため、頻繁にSIMを入れ替える方は物理SIMカードを選ぶと良さそうだ。




コメント