NTTドコモの「dアカウント」が最悪の事態に陥っている。以前にも同じようなことを書いたのだが、ちょっと困ったので改めてシェアしたい。
筆者は2022年8月に「ThinkPad X1 nano」を返却プログラムを使ってレンタルしており、返却期限が月末にも迫っていた。
最寄りのドコモショップの予約を取るべくWebにアクセスすると、まずはdアカウントのログインを求められる。
ここで問題が発生。ログイン自体はできるのだが、どう足掻いても永遠に来店予約できなくなってしまった。
過去の電話番号は登録できない
今回、筆者はドコモ回線を契約せずに「ThinkPad X1 nano」を注文したため、dアカウントには電話番号が紐付いていない。
そのせいで「電話番号未登録」状態になっており、電話番号を登録しないと来店予約まで進めない。
ところが手持ちの電話番号は過去の何かしらのdアカウントに紐付いており「すでに登録された番号」として弾かれてしまうのだ。
仕方がないので過去のdアカウントを復活させたのだが、そのアカウントに紐付いたメールアドレスは当の昔に解約してしまっている。
完全に詰んだ状態であり、どう足掻いても先に進むことはできない。
新しく電話番号を用意しない限りドコモショップの来店予約はできないのである。
過去の利用者が戻ってこれない
これは決して人事ではない。過去にNTTドコモを使っていた人が久しぶりに契約したいとき、まずdアカウントの作成を求められる。
中には昔のアカウントを覚えている人もいるだろう。しかしメールアドレスに解約済のiモードメールを登録していると利用できない。
気を取り直して新しくdアカウントを作成するも、手持ちの電話番号を登録することができない。永遠にドコモに近づけなくなるのだ。
この現象はなにも最近になって始まったことではない。数年前から同じ状況が続いており、まったく改められる様子がない。
同社は電波状況の悪化で楽天モバイルに越されたと噂されているが、このアカウント問題も顧客が大量流出しかねない由々しき問題である。
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