7月10日に発表予定の「Galaxy Z Flip6」のリーク情報が集まってきた。
1世代新しいチップセットになる程度と言われてきたが、リーク情報通りになれば大型アップデートとも言える内容になっている。
まだ発表会前のため過信は禁物だが、もし本当なら全体的に「買い」のアップデートと言えそうだ。
シリーズ初のRAM 12GB
「Galaxy Z Flip6」のスペックで、まず注目したいのがRAM容量。2020年初代モデル以降、同シリーズはRAM 8GBを貫いてきた。
ほとんどの人には十分なのだが、せっかくの最上位チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を100%フル活用するにはやや力不足。
どうにか12GB以上の選択肢が欲しかったところだが、今回ついに実現される可能性が出てきた。
縦型コンテンツを2つ同時に操作したり、重いゲームがより滑らかにプレイできるだろう。
メインカメラが5000万画素に
もう1つ期待されるのがカメラ画質である。リーク情報によると1200万画素だったメインカメラが5000万画素にアップデート。
少し遠くの被写体もより鮮明に撮影したり、アウトカメラを使ったセルフィー撮影も満足度が上がりそうだ。
0.6倍〜1倍までの広角撮影は相変わらず1200万画素だが、Galaxy AIによる補正の実力にも期待がかかる。
バッテリー容量は過去最大か
さらにバッテリー容量にも注目したい。リークによると「Galaxy Z Flip6」は4000mAhバッテリーを備えており、前作から300mAh増量。
3年前の「Galaxy Z Flip 3」から700mAhも増えており、久しぶりに機種変更する人はだいぶ違った印象を受けるのではないだろうか。
ただし一点だけ気掛かりなのが外部ディスプレイで、有機ELから液晶にダウングレードされている。
「Galaxy Z Flip5」で感動的な美しさだっただけに、明らかな劣化が目立たないか心配だ。
というわけで本当であればRAM、カメラ画質、バッテリー容量の3点が底上げされ、縦型フォルダブルがいよいよ完成系に近づくかもしれない。
あとは異常な価格設定が嘘であることを願いながら発表会に臨みたい。
出典:GSM Arena
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