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2025年最強スマホ確定。「Galaxy Z TriFold」の使い勝手が凄すぎる【レビュー】

レビュー

韓国ソウルで購入した「Galaxy Z TriFold」を数日使ってみたのだが、もはやメイン機種にできるほど使いやすくて驚いている。

正直に言うと「タブレットを折り畳めるのは便利だが、分厚いスマホを普段使いできるだろうか」といささか疑問に思う節があった。

しかし実際には運用に配慮された設計になっており、不安は2〜3日で払拭されることになる。今回は筆者の視点で感じたサムスンの本気をレビューしたい。

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安心して使える完璧な設計

まずは外観から見ていこう。「Galaxy Z TriFold」は約6.5インチのスマートフォンで「Galaxy Z Fold7」とほぼ同サイズ。

実際、Fold7の保護ガラスをTriFoldに使い回せてしまう程だ。

左:Galaxy Z TriFold、右:Galaxy Z Fold7

もちろん厚さ・重量は大きく異なっており、薄さ・軽さ重視の普段使いや「ちょっと本を読みたい」といった手軽さでは「Galaxy Z Fold7」が使いやすいだろう。

Galaxy Z Trifold:12.9mm、Galaxy Z Fold7:8.9mm

その代わりに「Galaxy Z TriFold」はタブレットを持ち運べたり、単体でも「Samsung Dex」が使えるといった長所がある。

どちらが優れていると言う話ではなく、そもそも用途が棲み分けられているのだ。

画面を内側に2回折りたたむ感覚はとても新鮮。必ず左から折るという順番には注意が必要だが、フレーム素材やヒンジは「Huawei Mate XT」に比べて強固で安心。

これで防水なのだから「どうかしてる」といっても過言ではない。本体の厚さは2〜3日で慣れてしまい、Felicaさえあれば十分にメインスマホとしても運用できそうだ。

繰り返しになるが、サムスン初の3つ折りにしてはとにかく安心感が強い。袋に入れて持ち歩いていた「Huawei Mate XT」とは気の遣い方が違っており、純正ケースを装着してケツポケットに入れて持ち歩いている。

開けば実質的な「Galaxy Tab」

タブレットとしての使い勝手もみていこう。本体を広げて驚くのは折り目が全くないこと。もちろん、使っているうちに多少なりとも目立ってくるかもしれない。

しかし何も言われなければタブレットそのもので、畳んであるものを広げた印象すらない。ディスプレイ解像度も美しく「One UI」の強みである画面3分割もお手のもの。

10インチの広域はアプリの実用性を向上させ、動画を観ながらSNS、ニュースをチェックするといった使い方がより現実味を帯びてくる。

ここまでくると実質的な「Galaxy Tab」と言えるだろう。

ちなみに3分割に加えてアプリのポップアップも可能。リリース直後から「One UI」の強みを存分に発揮できたと言える。

ライバルの「Huawei Mate XT」は折りめが目立ちやすく、画面分割も2画面が精一杯。広げたときの使い勝手は「Galaxy Z TriFold」に軍配が上がると言わざるを得ない。

広げた状態の「Huawei Mate XT」

無理に曲げることは禁物だが、画面の3分の1を持ってキーボードを使う遊びくらいはできそうだ。

欲を言えばスタンドにして使えると嬉しかった。曲げて固定することはできないため、立てかけるにはベットスタンドを用意する必要がある。

「Samsung Dex」を纏って最強に

さらに今回の目玉とも言える「Samsung Dex」の単体搭載にも注目したい。起動するとデスクトップモードに切り替わって複数のアプリを同時に立ち上げることができる。

マウスとキーボードを用意すればPC環境そのもの。懸案事項だった日本語入力環境も完璧にチューニングされ、Gboard等のIMEを自然に操作することが可能になった。

10インチの大きさで足りなければ「XREAL One Pro」を直挿しすればいい。200インチ超えのスクリーンに切り替われば文句なしの環境を構築できるのだ。

これから自宅のWindowsやMac OSにリモート接続し、シンクライアントとしての性能も検証したいと考えている。

また「Samsung Dex」の性能はこれだけではない。Android OSは未だにタブレットに最適化されないアプリが多く、実際「X」は明らかに「Galaxy Z Fold7」の方が見やすかったりする。

左が「Galaxy Z Trifold」、右が「Galaxy Z Fold7」

ここで「Samsung Dex」を使うとアプリを好きなサイズに調整可能。どのアプリも自分好みで使えるのは一般的なAndroidタブレットより優れた側面かもしれない。

しかも「Samsung Dex」は常時起動させておくことが可能。スマホに戻すと普通モードに自然と切り替わるため、広げるたびに切り替える必要もないのが素晴らしい。

総評:マジでやばい

先に「Huawei Mate XT」を購入した筆者は3つ折りスマホに対して懐疑的な部分があった。ひとつは本体が薄くなるにつれて耐久性が弱くなること。

もうひとつは本体の厚さゆえにスマホとして使いにくいことだ。しかし「Galaxy Z TriFold」に関してはこれらの不安をすべて払拭してくれた。

安心して使える設計、成熟した「One UI」、これからアップデートで追加される新機能、ワクワクが止まらない。

これからさらに使い込み、新しい使い方を模索していきたい。そして最後にこの興奮と喜びを共有したい。

「Galaxy Z TriFoldはいいぞぉ。Galaxy Z TriFoldはいいぞぉ。普通のスマホと見せかけて実はタブレットだし、Samsung Dex使えばPCとしても活用できる。飲み会でウケるゾォ!話題性が高いゾォ!Galaxy Z TriFoldはいいぞぉ((((;゚Д゚)))))))」

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