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3月4日未明、アップルは「iPad A16」および「M3 iPad Air」を発表した。どちらも価格は前作から据え置きで、前者は58,800円〜、後者は98,800円〜。

搭載チップが刷新されたことで、定価購入を検討していた方には朗報だろう。一方、型落ちを安く買いたい人もいるはず。今回はiPadを愛用する筆者の視点からお勧めの新品、中古品を解説したい。
標準モデルなら「iPad A16」一択
さっそく本題に入っていこう。まず、標準モデルを検討していた方には新作「iPad A16」をお勧めしたい。チップセットが2世代新しくなり、ストレージ容量は最低64GB→128GB、最大512GBに底上げされている。
1世代前のiPadは中古市場で高騰を続けており、未使用品の相場が現時点で5万円オーバー。新作が58,800円〜となれば型落ちを選ぶ理由がなく、5回以上のOSアップデートが期待できる新作を買った方がいいだろう。

全体的にバランスの取れたスペックと思われるが、一つだけ残念なのが「Apple Intelligence」に非対応であること。AIを駆使したいと考えている方は選択肢から外れることになりそうだ。
ちなみにストレージとチップセット以外は何も変わっていない。機能にこだわりがなければ、今すぐに買い替えず、第10世代の中古特価を待ってもいいかもしれない。
機能スペック重視ならiPad Air 中古が狙い目
続いて「M3 iPad Air」に関してだが、チップセットが1世代新しくなっただけでストレージ容量はおろか全体的にほぼ何も変わっていない。

M2とM3はグラフィック能力こそ顕著な違いはあれど、基本スコアはほぼ互角。これ以上のスペックを求める方は「M4 iPad Pro」を買うしかないだろう。
変わった点があるとすれば専用「Magic Keyboard」が刷新されたこと。M4 iPad Proと同様、ファンクションキーが追加され、デスクトップ利用が多い方には作業効率が期待できそうだ。

従って、Mチップ搭載モデルを検討していた方は、このタイミングで型落ちとなったM2 iPad Airの特価品を狙っていくのもあり。「M2 iPad Air」自体が昨年出たばかりで、OSアップデート期間も新作と1回程度しか違ってこないはずだ。
参考程度に、中古PC・白ロム大手の「じゃんぱら」では128GBの未使用品が84,000円前後まで下落。

もう少し下がってくればM2を選ぶのは極めて合理的と言えそうだ。
そして少し古くなるが中古品のM1 iPad Airにも目を向けたい。同機種は「Apple Intelligence」とステージマネジャーに対応しており、iPadをPCのように操作することができる。標準iPadとは一線を画している。
現在、楽天市場にて61,800円〜出品されており、スーパーSALE期間中のポイントUPを狙えば実質5万円台も視野。(58,800円のWi-Fiは完売してしまった)

というわけで今回の発表、標準モデルは新品・中古問わずiPadA16、iPad Airに関しては型落ちM2特価品、M1中古品を狙うのがお勧め。
iPad miniやProに関しても目立つ特価品の動きがあればシェアしていきたい。

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