指輪型の決済デバイス「EVERING」を使い始めて2年半が経過した。「EVERING」はクレジットカードからアプリに残高チャージを済ませると、全国のVISAタッチ対応店舗で指をかざすだけで決済できる優れもの。

違和感なくアクセサリーとして身につけられること、スマホを持ち歩かず買い物できることから利便性がとにかく高い。
しかもここ1年で多くの都内の地下鉄にも対応するようになり、交通系ICカードのチャージ不足時にも重宝するようになった。もちろんこれからも重宝したいのだが、ここに来て「クレジットカードのポイントを取りこぼす」という深刻な事態にも悩まされている。
ポイント還元率の大幅低下
というのも「EVERING」へのチャージはプリペイドカード扱いとなり、クレジットカード側でポイントが貯まらないケースが少なくないのだ。
マリオットカードの場合
筆者は還元率3%のマリオットカード(※画像は旧券面)を愛用しているが、「EVERING」経由ではまったくポイントを得ることができない。

三井住友カードの場合
昨今増えている「スマホ決済でのみ高還元」を実施するカードも同様だ。対象店舗で最大20%還元となる三井住友カードも、「EVERING」経由で決済すると何の旨みも無くなってしまう。

V NEOBANKの改悪が追い討ちに…
そしてここに来て追い討ちをかけたのがドコモSMTBネット銀行(旧:住信SBIネット銀行)「VNEOBANK」支店の改悪である。

現在「VNEOBANK」デビットカードから「EVERING」チャージで還元率1.5%なのだが、11月1日から還元率1.2%にダウン。さらにプリペイドカードへのチャージはポイント付与対象外となったのだ。

「EVERING」はスーパー、コンビニ、自販機、電車といった日常生活に適しているため、筆者は使い過ぎを防ぐためにも「VNEOBANK」経由の1.5%還元を重宝している。そして最大20%還元対象店舗では三井住友カード、ネット決済ではマリオットカードといった具合に使い分けてきた。
しかしポイントが得られないのなら「EVERING」を使い続けるモチベーションもいよいよ下がってしまいそうなのである。プリペイドカードにもポイントが付与されるクレジットカードは探せばまだ存在するだろう。

しかし作り直しの手間や改悪のリスクが伴うこと、自身が意識するポイント経済圏ではないカードでは同じくモチベーションが上がりにくい。
スマホを持ち歩かずに済む利便性と引き換えに、多くのクレジットカード会社が打ち出すポイント還元の魅力を享受できない環境になってしまった。ひとまず11月以降どうするか、あと2ヶ月以内に結論を出さなければならない。


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