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スマホ割引規制で「Pixel 9」が大幅値上げ。Androidは冬の時代到来か

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12月26日よりスマートフォンの割引に関する規制が強化され、大手キャリア各社の価格表が更新されている。

予想通り全体的に値上げされたものの、iPhoneに関してはまだまだ安く持つことができそうだ。問題なのはAndroid端末。

売れ筋のPixelをはじめ2年レンタルが不利になっており、再びiPhoneばかりが売れる時代がやってきたと言っても過言ではない。今回は大手キャリア各社の価格動向をシェアしたい。

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iPhoneは比較的買いやすい

まずは大人気の「iPhone15」を見ていこう。家電量販店では昨日まで月1円で案内されていたが、各キャリアとも数百円値上げ。

例えばソフトバンクは1円→205円になっている。2年間の支払い総額は4,920円に増えたものの、まだまだ買いやすい水準である。

ただしソフトバンクはMNPでも本体割引はなく、あくまで2年間の利用を前提としているようだ。NTTドコモとauは一括購入の選択肢も用意されている。まずはドコモを見てみよう。

2年レンタルは月額958円とソフトバンクより割高だが、ahamoやirumoプランで維持すれば総合的に安く抑えられる。さらに本体を手元に残したければ一括購入で97,020円。

ソフトバンクよりも16,164円安いため2年以上使いたければドコモが有利だろう。auに関しては2年レンタルがソフトバンクと遜色ない月額343円。一括購入価格は80,800円とドコモよりも安くなった。

このように各社とも月1円は難しくなったものの、2年レンタルの値上げ幅は月数百円。一括購入の手段も残されており買いやすいと言える。

またiPhone14に関しては大手3社とも月1円〜2円が継続中で、1円機種が完全にゼロになることはなさそうだ。

Androidは2年レンタルが割高に

さて問題なのはAndroidだ。今までのように2年後の買取価格を高額に設定できず、想定されるリセール価格を愚直に反映させるしかない。

iPhoneと比べてリセール価格も低いため、実質負担金額はどうしても高くなりやすい。今回最も値上がりしたのが「Pixel 9」。

ソフトバンクでは昨日まで月1円だった128GBが月1,365円に大幅値上げ。端末価格自体も約4万円も値上がっており一気に買いにくくなっている。

手頃な価格で人気の「AQUOS Sense9」も2年レンタルでは月額1,455円。これなら多くの人がiPhoneを借りようと思わないだろうか。

もちろん一括購入はしやすい価格なのだが、iPhoneほどのリセールが見込めない結果Androidは総じてレンタルが不利になってしまった。

昨日まで月額1円だったドコモGalaxy S24

この状況が続けばiPhoneばかりが売れてAndroidの出荷台数が伸び悩むことにもなりかねない。また何か抜け穴をついた販売方法が展開されるのかが見どころである。

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