今週予約開始となった「Google Pixel 9 Pro Fold」が早くも完売する事態になっている。
8月17日時点ではPorcelain、Obsidianともに256GBが在庫なし。購入できるのはObsidian 512GBのみとなっている。
25万円を超える高額にも関わらず、真っ先に完売したのは何故なのか。今回はその理由を解説したい。
下取りを使うと激安に
結論から書くと、「Pixel 9 Pro Fold」は下取り端末を出すと信じられない程安くなる。
例えば「Pixel 6 Pro」なら本体価格から8万円OFF。もともと家にあった人はもちろん、中古で5万円で購入してくれば3万円OFFになるわけだ。
他にもPixel5 60,000円、Pixel6 65,000円、Pixel 7 70,000円、Pixel 7 Pro 85,000円といった具合に設定されている。
さらに「Pixel 9 Pro Fold」は購入するともれなく57,700円のストアクレジットがもらえるため、下取り込みだと実質12万円で購入可能。
使わないまま売却すると20.5万円(8月16日時点)で買い取ってもらえるため、利益を得たい人、純粋に欲しい人が殺到したと思われる。
中古Pixelがほぼ品薄に
今回の下取りスキームは多くの人が試みたようで、すでに中古市場では主要Pixelが姿を消している。
まだ使えそうな物はXにポストした通りだが、これもいつ完売するかわからない状況だ。
Pixelシリーズは以前から下取りを使うと激安価格になることがあり、直近ではXperia XZ Compactが38,000円の高額で下取りされる珍事があった。
これで予約注文が殺到したグーグルは、同端末を下取り対象機種から外すことを余儀なくされた。
大手キャリアの一括投げ売りができなくなった今、やすく入手したい方は発表直後の下取り価格一覧に注目すると良さそうだ。
コメント